基本製品Vectorworks Fundamentalsと上位製品Vectorworks Architectの違いをご説明します。
Vectorworks Architectは建築設計向けのパッケージです。
基本製品Vectorworks Fundamentalsの2D/3D設計・レンダリング機能に加えて、建築/内装設計を支援する専門機能が搭載されています。
汎用の基本製品Fundamentalsと比べ、Vectorworks Architectには建築意匠、建築構造、建築設備、建築施工、BIM・木造建築設計を支援するさまざまな機能が備わっています。
機能 | Vectorworks Architect | Vectorworks Fundamentals |
---|---|---|
2次元設計基本機能 | ◯ | ◯ |
3次元設計基本機能 | ◯ | ◯ |
リアルレンダリング機能 | ◯ | ◯ |
PDF書出し機能 | ◯ | ◯ |
壁・屋根作成機能 | ◯ | ◯ |
ドア・窓作成機能 | ◯ | × |
スラブ作成機能 | ◯ | × |
スペース(空間定義)機能 | ◯ | × |
ストーリ(階高)管理機能 | ◯ | × |
壁の構成要素登録機能 | ◯ | × |
カーテンウォール作成機能 | ◯ | × |
IFCファイル対応とサポート機能 | ◯ | × |
※上記表に記載されていない機能の比較はこちらをご覧ください。
Vectorworks Architectならではの下記機能などが搭載されています。
2D図形や作図した壁から一括で「スペース」(空間定義)を作成でき、設定には、日本仕様の天井/壁/床/幅木の部屋仕上げ定義も搭載しています。作成されたスペースはワークシートに集計、面積表として活用することができ、日本の建築設計では一般的な躯体芯での求積も可能です。
壁で仕切られた室内の4面展開図を一度に作成できるようになりました。これまで部屋数の多い図面では、特に手数を必要とした展開図を4面同時に生成できるため、作業効率が格段に向上します。
下記などの情報もご参考にしてください。