2018年11月より順次リリースされるDRA-CAD17/DRA-CAD17LEに搭載された新機能です。
アイデアを有効活用
図面管理
- バックアップファイルや別名保存したファイルを時系列に並べて表示できます。
- 図面の変遷や相違箇所を把握したり、プランニングにおける思考経路を反芻できます。
図面のマージ
- 二つの図面を、指定した条件で結合したり、一方にだけある図形を、もう一方の図面へコピーできます。
- プランニングを見返し再検討が促されることで、より質の高い設計が行えます。
作業効率の向上と作図機能の強化
きめ細やかなレイヤ操作
- サムネイル表示で分かりやすく操作できます。
- 直感的なマウス操作でレイヤの移動や複製が行え、空きレイヤを詰めるなどのレイヤに関する操作がこれまでより簡単にできます。
描画と検索処理の高速化
- レイアウト図面の描画速度および、ハッチングや塗る範囲を自動的に検索する処理速度が向上しました。
- 処理速度の向上で、より快適な作図環境の提供が可能。
基本機能の強化
文字列中の数値情報を操作
- 文字列の数値部分に対して四則計算できます。
- 数値の前後に文字を追加できるほか、連番文字列も簡単に作成でき、レベル表記や地盤面高さなどを一括変更できます。
展開図を素早く作る
- 平面図から展開図を作成するためのベースラインを自動で作図します。
- 通り芯や建具、壁などをレイヤ名や線種情報と組み合わせて解析し、手間のかかる展開図作成の初期段階で役に立ちます。
三次元機能の強化
3Dモデルと連動した2D図面 【LE未対応】
- レイアウト上に、3Dモデルを任意の方向から見たビューポートとして配置可能。
- 3Dモデルの変更が、立面図や断面図などへ反映され、三次元での設計検討を二次元へフィードバックできます。
SketchUP形式で保存 【LE未対応】
- DRA-CADで作成した3Dデータを、Trimble社製の3次元CADソフト「SketchUP」へ渡せます。
- SketchUPでモデリングしたデータと組み合わせることで、新たな表現力を利用できます。
「電気君」が標準コマンドとして復活
配線やシンボル記号
- 電気設備に関する17個のコマンドが追加されます。
- 配線関係の作図コマンドやシンボル記号が簡単に作成できます。
計画照度を満たす器具配置
- 指定した部屋(矩形)に、計画照度を満たすように照明器具の配置が可能。
- 照明器具の個数や性能などを検討できます。
その他の新機能
パッケージ内を簡単に編集
- パッケージを分解して再パッケージ化することなく、素早く簡単な編集が可能。
- ブロック編集と同様に、一度作成した部品の編集作業が快適になります。
建具記号の集計機能を強化
- 三段に分かれた建具記号に対応しました。
- 建具記号で作成されていない建具記号を表す図形を把握し、数量を集計できるようになります。
新バージョンで加わった機能の詳細はメーカーサイトをご覧ください。
メーカーサイトの新機能情報はこちら