カテゴリ:SOLIDWORKS 作成日:2020年11月4日
部品と部品を固定するとき「ネジ」がよく使われますが、ネジ長さ毎にすべてのサイズのネジをパーツとして保存するのは現実的ではありません。
このような基本形状は同じで部分々のサイズが異なるようなパーツを扱うには「コンフィギレーション」が有効です。
コンフィギュレーション設定済みのネジパーツをアセンブリする基本的な流れを確認してみましょう。
コンフィギュレーション設定済みのパーツをアセンブリするには[構成部品の挿入]コマンドを使います。
[開く]ダイアログから挿入するパーツを選択してから[コンフィギュレーション]のリストからサイズを選択します。
選択したパーツはクリックしたアセンブリ領域の任意の位置に配置されます。
アセンブリ領域に配置したパーツをドラッグでコピーできます。FeautureManagerデザインツリーのあるコピーしたパーツ名を[Ctrlキー]を押しながらドラッグするとコピーできます。
配置したパーツをアセンブリするには[合致]コマンドを使います。
ネジ穴にネジを固定したいので合致設定は[同心円]と[一致]を使いました。
それぞれに合致設定を行い部品と部品を固定できました。
同じような形状で部分的にサイズが異なるようなパーツを扱うときはSOLIDWORKSのコンフィギュレーションを活用してみましょう。