カテゴリ:AutoCAD・AutoCAD LT 作成日:2018年1月5日
線分の長さや2点間の距離を示す寸法線は、矢印のついた寸法線に対して直角に寸法補助線が描かれます。この寸法補助線と重なる位置に他の実線や破線などが作図されていると、どの線も見えづらくなってしまいます。
そのようなときは寸法補助線を傾けることで、図面を見易くすることができます。
リボンメニューの[注釈]タブ-[寸法記入]パネルを展開すると表示される[スライド寸法(CENTERLINE)]コマンドをクリックしてコマンドを実行できます。
寸法補助線を傾けたい寸法線を選択してキーボードの[Enterキー]を押します。傾ける寸法線は同時に複数選択できるようになっています。
例として、傾ける角度として75°を入力してみました
角度を入力すると寸法補助線が傾きました。
このとき入力した角度の値は水平線0°と基準として傾きます。また、矢印のついた寸法線の記入位置はスライドされます。