カテゴリ:AutoCAD Mechanical 作成日:2018年5月24日
図面に熔接する箇所を記載するには熔接記号を作図します。汎用CADのAutoCADには熔接記号を作図する機能はありませんが、機械2次元CAD AutoCAD Mechanicalでは[溶接記号(AMWELDSYM)]コマンドを使うと簡単に熔接記号を作図できます。
リボンメニューの[注釈]タブにある[記号]パネルに[溶接記号(AMWELDSYM)]コマンドはあります。
熔接記号を作図するオブジェクトを選択して、熔接記号とオブジェクトを関連付けます。
プレビュー表示を確認しながら、引出線の矢印の点を指示します。
必要に応じて引出線を折り曲げてから、熔接記号を作図したい位置を指示します。
サイズ、熔接タイプ、長さ、数、間隔などの熔接に関する要件を[熔接記号]ダイアログボックスで入力します。
熔接タイプは、すみ肉溶接、片フランジ形、両フランジ、I形開先熔接、V形熔接、レ形熔接、J形熔接、U形熔接、フレアV形熔接、フレアレ形熔接、プラグおよびスロット熔接、ビード熔接、肉盛熔接、スポットおよびプロジェクション熔接、肉盛熔接、シーム熔接から選択できます。
[データム ID ISO]ダイアログボックスを閉じると熔接記号が作図されました。