カテゴリ:AutoCAD Mechanical 作成日:2018年5月16日
「データム記号」は加工や測定を行うときの基準を指示するとき機械図面に配置します。
ほとんどの場合、図面作成の基本機能しかない汎用CADにデータム記号の機能はありませんが、機械2次元CAD AutoCAD Mechanicalは[データムID]コマンドで容易にデータム記号を配置できます。
リボンメニューの[注釈]タブにある[記号]パネルに[データムID(AMDATUMID)]コマンドはあります。
データム記号を配置するオブジェクトを選択すると、これから配置するデータム記号は選択したオブジェクトに関連付けられます。
プレビュー表示を確認しながら、データム記号の配置位置を指示できます。
識別子の文字を配置したいあたりの点を指示します。
データム記号の引出線を途中で曲げることもできます。
[データム ID ISO]ダイアログボックスで識別子の文字を入力できます。
[データム ID ISO]ダイアログボックスを閉じるとデータム記号が配置されました。
データム記号はオブジェクトに関連付けられているので、オブジェクトを移動するとデータム記号も一緒に移動します。