カテゴリ:AutoCAD Mechanical 作成日:2018年6月21日
製作する金属部品の表面の状態を図面で指示する表面粗さ記号をAutoCAD Mechanicalで配置するには[面の指示記号(AMSURFSYM)]コマンドを使います。このコマンドで各種記号が配置できますが基本的な機能を確認してみます。
リボンメニューの[注釈]タブにある[記号]パネルに[面の指示記号(AMSURFSYM)]コマンドはあります。
表面粗さ記号を配置する線分などのオブジェクトを選択して、記号とオブジェクトを関連付け(アタッチ)します。
プレビュー表示を確認しながら、表面粗さ記号を配置する位置を指示します。
表面粗さ記号を引出線上に配置することもできますが、引き出さずに配置することにしました。
表面粗さ記号を配置する方向をプレビュー表示を見ながら選択できます。
[面の指示記号]ダイアログボックスで、基本記号/除去加工を要する面の指示記号/除去加工を許さない面の指示記号などの記号の選択、通過帯域または基準長さ/表面性状パラメータ記号とその値/加工方法/筋目とその方向などの要件を入力できます。
[面の指示記号]ダイアログボックスを閉じると記号が作図されました。