ARCDRAW2021の商品概要
ARCDRAW2021(アークドロー2021)は、建設図面・建築図面などの作成に使用されている汎用2次元CADです。
異縮尺の図面を簡単に作図できるシート機能、新規作成や変更ができる通り芯機能、文字飾り等の文字属性を連続編集できる文字機能などの機能を搭載しています。
DWG/DXFやJw_cadの図面データとの互換機能も搭載しています。
こんな方にお薦め!
- 製図用の2次元CADがほしい。
- 作成した図面データをPDFファイルに出力したい。
- DWG/DXF形式データの読込み、書出しを行うことがある。
- Jw_cadの図面データ形式の読込み、書出しを行うことがある。
商品の内容
- ARCDRAWライセンス(パソコン1台分)
- インストール用CD-ROM
- 説明書(ファイル形式)
主な機能
新バージョンの機能
2021年3月にリリースされた新バージョン2021では下記などの機能強化が行われています。
- PDFデータ内の構成(線画データ、ラスタデータおよびそれらの混合)に応じて変換機能をナビゲートするコマンドを追加。
- AutoCAD2020相当のライブラリに対応した図面読み込みが可能。
基本仕様
ARCDRAWの基本仕様です。
データ精度 |
倍精度 |
作図要素数 |
無制限 (メモリ又はディスク容量による) |
作図領域 |
最大4,000km四方 |
レイヤ |
最大約1億層 |
色 |
任意設定 (1,677万色より) |
線種 |
最大約3万種登録可能 |
線幅 |
最大約3万種登録可能 (0.01~1000mm) |
文字 |
True Typeフォント、オリジナルフォント |
UNDO/REDO |
無限 (回数指定可能) |
カスタマイズ |
ツールバー、ショートカットキー、右クリックメニュー、色、線種、線幅、ハッチパターン |
特殊機能 |
OLE 2.0 クライアント ・ サーバ機能、ラスタデータ(TIFF)入力編集機能 |
データ保護 |
異常終了時の図面復元機能、バックアップ機能 |
作図機能
- 通り芯の新規作図や追加、通り芯符号や寸法を付加できます。
- 建具の配置時、間口や見込みを指定でき、建具と重なる壁線を自動で切り抜くことも可能です。
- 標準搭載の一般的な建具のほか、Jw_cadの建具ファイルをARCDRAWの建具ファイルに変換することもできます。
- 過去に記入した文字の履歴や設定した用語集から文字記入できるので、文字入力の手間を省くことができます。
- プルダウンメニューでレイヤの切替えやレイヤパターン登録が可能です。 名称でのレイヤ管理とAutoCADに準じた「ByLayer」設定があります。
- シート機能を利用して、同一図面内に異縮尺の図形を作図できます。
- シートの表示状態や色などをパターンとして登録することで、印刷用や作図用の図面に切替えできます。
- 閉領域内の1点を指示することで、簡単に領域内をペイントできます。 明度、彩度、色相、模様などを指定したり、領域内の除外領域(島抜き)を指定することもできます。
- 図面上にイメージ画像やワープロ文書などを貼り付けることができます。ExcelデータはCADデータに変換されます。
- PDF出力を設定することで「白黒」等での出力可能。
作図支援機能
- 距離、周長、角度、面積の計測・計算ができます。 計測・計算結果は図面に書き込むことができます。
- 図面名や作成日等の条件で図面検索を行えます。
- 操作中に別の機能を呼び出すことができ、呼び出した機能が終了したら、再び呼び出し前の操作に戻ることができます。
- 停電などでARCDRAWやパソコンが異常終了しても、 終了直前までの図面データを復元することができるので安心です。
- 作図したときと異なる色、線幅で、図面を印刷することができます。印刷用の色幅指定を反映した状態を印刷プレビュー機能で確認できます。
- 図面印刷に適したDゴシックフォントにより、細く余白が均等で小さい文字でもつぶれにくい文字を印刷できます。
- ラスタ、イメージ(BMP、JPEG、TIFF、PNG)、PDF(外部リンク)の画像データを線画データに変換できる機能を搭載。
- コマンド入力エリアに検索キーワードを入力または音声認識させることでコマンドを検索可能。
- マウスポインタをコマンドのボタン上に移動したまま待つとするとヘルプウィンドウを表示。
カスタマイズ機能
- 色種・線種・線幅をカスタマイズすることができます。
- オリジナルのハッチパターンを作成することができます。
ARCDARWの詳しい機能はメーカーホームページをご覧ください
動作環境
OS |
- Windows 11
- Windows 10 (32bit版・64bit版)
- Windows 8、8.1 (32bit版・64bit版)
※OSが32bit版の場合、32bit版アプリケーションがインストールされます。
※OSが64bit版の場合、32bit版/64bit版の選択ができ、 32bit版を選択すると32bitエミュレータ上で本製品が動作します。
|
CPU |
Pentium以上(推奨:Pentium4相当以上) |
メモリ |
1GB以上推奨 |
ハードディスク |
700MB以上 (インストール時) |
ディスプレイ解像度 |
1024×768ドット以上(フルカラーを推奨) |
入力機器 |
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他 |
- CD-ROMドライブ
- インターネット接続環境
- Internet Explorer 8 以降
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詳細 |
ARCDRAW動作環境の詳細はメーカーホームページをご確認ください。 |
対応データ形式
入出力できるARCDRAWのデータ形式です。
入力 |
- ARCDRAW (*.adf、*.adm、*.awf、*.awx )
- ARCDRAWテンプレート (*.adt、*.awt)
- ARCDRAW98 (*.drc) ※1
- DXF (*.dxf (AutoCAD2020まで)) ※2
- DWG (*.dwg (AutoCAD2020まで)) ※2
- DWF (*.dwf) ※3
- Jw_cad (*.jwc、*.jww (Ver.7.11まで))
- SXF (*.sfc、*.p21)
- CADWe'll Tfas (*.tfs、*.tfx)
- CADWe'll CAPE 2000以降 (*.dcc、*.dcm)
- CADWe'll 建築 (*.azf)、CADWe'll 建築Ⅰ (*.dpp、*.dpm)
- CADWe'll 土木 (*.tfv)、CADWe'll 土木2004 (*.dvv、*.dvm)
- PDF(外部リンク機能の場合に限る)
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出力 |
- ARCDRAW (*.adf、*.adm、*.awf、*.awx )
- ARCDRAWテンプレート (*.awt)
- DXF (*.dxf (AutoCAD2020まで))
- DWG (*.dwg (AutoCAD2020まで))
- DWF (*.dwf)※3
- Jw_cad (*.jwc、*.jww (Ver.7.11まで))
- SXF (*.sfc、*.p21)
- PDF
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※1 読込時、同梱の「ARCDRAW98コンバータ」で変換する必要があります。
※2 AutoCAD2005以降の新機能で作成された一部図形を除きます。
※3 DWF機能は64bit版では対応していません。
サポート
ARCDRAWのサポートはメーカー「株式会社ダイテック」による対応になります。詳細は、メーカーホームページをご覧ください。
メーカーサイトに下記サポート情報が掲載されています。
- よくある質問(FAQ)
- お客様サービスセンタ
- ライセンス認証
ほか2次元CAD
ARCDRAW以外の2次元CAD商品はこちらをご覧ください。