DWG互換CAD IJCADでのスナップの使い方


線分や円などのオブジェクトが重なって作図されているとき、このなかから目的のオブジェクトを選択したいときに役立つのが[循環選択]機能です。
バージョン2019から搭載された機能で、バージョン2020からはクイックプロパティで属性情報を確認できるようになりました。

この機能はステータスバーにあるアイコン[循環の選択]でオンとオフを切り替えることができます。

ステータスバーでON・OFF


循環選択を使うには?

何もコマンドを実行していない状態で選択したいオブジェクトが作図されている近くへマウスカーソルを移動します。
オブジェクトが重なり合っていると循環選択が使用できることを知らせる「選択の循環バッチ」が表示されます。

バッチが表示


選択するには?

選択の循環バッチが表示されている状態で重なっているオブジェクトをクリックすると[選択の循環リストボックス]が表示されます。ここで重なり合っているオブジェクトの確認と選択を行うことができます。
オブジェクトの名前にマウスカーソルを合わせると、図面中でのオブジェクトの位置、色・画層・線種などの属性情報をオブジェクトプロパティ管理パレットで確認できます。

選びたいオブジェクトの確認


目的のオブジェクトは[選択の循環リストボックス]でその名前クリックすると選択できます。

必要なオブジェクトの選択





[参考]


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