カテゴリ:AutoCAD Mechanical 作成日:2020年4月15日
作図してある円や2線間の中心線を個別または一括で自動作図できる機能がAutoCAD Mechanicalに搭載されています。
はみ出す線の長さや画層などを自動的に対応してくれるので便利です。
円の中心線を自動作図してくれる機能は個別に作図できる[十字中心線(AMCENCROSS)]コマンド、一括作図できる[穴への十字中心線(AMCENCRINHOLE)]コマンドがあります。
[十字中心線(AMCENCROSS)]コマンドは対象の円を1つ選択して中心線を作図できます。
円の中心点と極点を指示すると中心線が自動作図されます。
[穴への十字中心線(AMCENCRINHOLE)]コマンドは複数の円に一括で中心線を作図できます。
窓選択または交差選択などで選んだ複数の円に中心線が一括作図されるので、円の数が多いときにおすすめです。
2本の線の間に中心線を自動作図してくれる[中心線 2 点(AMCENINBET))]コマンドがあります。
対象の線2本を選択すると2線間に中心線が自動作図されます。
選択する2本の線は水平、垂直でも角度が付いていも対象として選択できます。
中心線のコマンドのなかに[プレート取り付け穴十字中心線(AMCENCRPLATE)]コマンドがあります。
このコマンドはプレートに取り付け穴と中心線を自動作図してくれる機能です。プレートの輪郭や穴の距離、穴の形状(貫通・未貫通・ザグリなど)とサイズを指示するとプレートの4コナーに中心線付きのプレート取り付け穴が作図されます。