BricsCAD(ブリックスキャド)は、ベルギーのBRICSYS社で開発された.dwg互換CADソフトウェアです。
リーズナブルな価格ながらも、使い易さ、豊富な機能、高いDWG互換性を備えており、世界110カ国、約30万以上のユーザーが利用しています。1999年にIntelliCAD上で開発され、その後はIntelliCADソースを全廃したBRICSYS社ソースで開発されています。
2D/3D/BIMのデータをDWG形式で作成できるワンプラットフォームCADで、2次元ドラフティングや3次元モデリングを行える汎用グレードのほか、3D機械設計やBIMモデリングの機能を持つグレードがあり、2D-3D-BIMにワンプラットフォームで対応できます。
コストパフォーマンスに優れたネイティブDWGデータに対応した互換CADソフトウェアで、CAD費用の負担削減、ほかCADからの乗換えをご検討されている方に選ばれているBricsCADシリーズのご購入に関するご相談はCADソフト専門の当店CAD百貨へお気軽にお問い合わせください。
最新のDWGデータ形式に対応しており、これまでにAutoCADなどで作成した図面資産を活かすことができます。コマンドやメニューもAutoCADユーザーには馴染みのある配置位置&操作手順で必要に応じてカスタマイズも可能です。BricsCADはAutoCADと高い互換性がありますのでスムーズに使い始めることができます。
AutoCADと同等の機能に加え、BricsCAD独自の機能、さらにAIによる機械学習機能など、設計者をアシストし設計時間の短縮に役立つ多くのCAD機能を搭載しています。先進の機能を活用することで、設計の効率化と品質向上を期待できます。
使用期限が無い永久ライセンス、または、期間ライセンス(サブスクリプション)のライセンス形態から、プロジェクトやライセンス運用、予算に合わせて最適なBricsCADを選ぶことができます。なお、永久ライセンスにはパソコン単体で使用できるシングルライセンスと管理サーバでライセンスを共用できるネットワーク版があります。
商品内容の確認、ご購入や御見積り依頼は商品をクリックしていいただくと表示される商品ページから行っていただけます。
2D設計のための「Lite」、2D/3D設計に対応した「Pro」。そして、3D機械設計と板金設計の「Mechanical」とIFC(Industry Foundation Classes)対応の「BIM」、すべての機能を使える「Ultimate」などがあり幅広い設計に対応できるラインナップが揃っています。設計用途・業務に合ったグレードからお選びいただけます。
機能 / グレード | Lite | Pro | Mechanical | BIM | Ultimate |
---|---|---|---|---|---|
2D作図、2D拘束 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
3Dダイレクトモデリング、3D拘束、3Dパラメトリック | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
点群 | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
アセンブリモデリング | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
3D機械設計、アセンブリ分解 | - | - | ○ | - | ○ |
部品表マネージャー | - | - | ○ | ○ | ○ |
BIM、LOD(Level of Development)、自動分類 | - | - | - | ○ | ○ |
配管構造設計 | - | - | - | ○ | ○ |
BricsCAD Mechanicalのバージョンアップはこちら
BricsCAD Ultimateのバージョンアップはこちら
製造から建築・土木までの幅広い設計業務を「Oneプラットフォーム・Oneファイル形式」で行えるBricsCADシリーズは他にない価値をもたらします。永久ライセンスで利用でき費用対効果の高い、世界品質のDWG互換CADソフトウェアです。
BricsCADには互換機能だけでなく、効率的な独自の機能が多数搭載されています。
AI機能により、図面データの軽量化と最適化、ダイナミックな提案、自動パラメタライズなどが設計作業をアシストします。
ほか、自由度の高いインターフェースカスタマイズ機能、パラメトリック機能による幾何学的なコントロールを素早く適用するデザイン変更や再利用、ブロックやハッチングなど各種ツールを登録できるツールパレット、BricsCAD初心者でも機能を容易に把握できるヒントパネルなどがあります。
BricsCADの標準データ形式は.dwgファイル形式です。.dwgファイルを直接開いて保存しており、AutoCADとのシームレスなデータ移行が可能です。線種・色、画層、レイアウト、外部参照、寸法、マルチテキストなどを表示でき、お互いに作成した.dwgファイルを閲覧・編集・保存できます。
リボンメニューやツールバーなどAutoCADと同様のユーザーインターフェース&操作性を備えています。コマンド、メニュー(CUI、CUIX)、マクロ/スクリプトなども高い互換性があります。また、1ステップでクラシックモードへ表示を切り替えることもできます。
設計内容に応じてソフトを変えずに1つプラットフォーム環境で作業を行えるBricsCADシリーズには、2D製図、3Dモデリング、機械設計、建築設計、点群処理などを行えるラインナップがあります。
標準対応のDWG/DXFファイル形式のほか、オフションの「Communicator for BricsCAD」を使用することでSOLIDWORKSや CATIA、Creo、Inventor、NX、STL、3DPDFなどのデータ形式にも対応できます。
2次元の製図CAD機能に特化したグレードです。
2次元製図と3Dモデリング機能を備えたグレードです。BricsCAD Liteに、3Dモデリング・レンダリング・アニメーション・土木ツール・ API機能が追加されています。
BricsCAD Proに、BIMデータ作成に特化した機能を追加したBIMデータ作成用途のグレードです。DWGファイルのままBIMデータが作成できます。
BricsCAD Proに、機械設計に特化した機能を追加した3D機械設計用のグレードです。
主なラインナップの標準価格(定価)はこちらのBricsCADシリーズ価格表をご覧ください。
BricsCADに関する技術的なサポートサービスについては下記WEBサイトをご確認ください。
また、保守サービス「Maintenance BricsCAD」をご契約いただくことで優先対応などのサービスをご利用いただけます。
保守サービス契約なし | 保守サービス契約あり | |
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ヘルプセンターの利用(チュートリアル、ドキュメント、トラブルシューティングなど) | ○ | ○ |
BricsCADフォーラムの利用 | ○ | ○ |
Bricsys学習プラットフォームの利用 | ○ | ○ |
マイナーメンテナンスの提供(同じBricsCADバージョン内) | ○ | ○ |
メジャーアップデートの提供(新しいBricsCADバージョン) | × | ○ |
メーカーサポートの利用 | × | ○ |
BricsCAD V24 カタログ
どれを選べばいいかわからないという方のために、導入をご検討される時によくあるご質問などをまとめましたのでご参考に してください。