2D図面作図、3Dモデル作成、3D機械設計、建築BIMのための機能が各グレードに搭載されています。
BricsCADシリーズには、2D CADの基本機能を使える汎用2Dの「Lite」、汎用2D/3Dの「Pro」、3D機械「Mechanical」、建築BIM「BIM」、全グレードの機能を搭載した「Ultimate」があります。
Bricscadのグレードには以下の機能が搭載されています。
Bricscad Lite | Bricscad Pro | Bricscad Mechanical | Bricscad BIM | Bricscad Ultimate |
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汎用2D CAD | 汎用2D/3D CAD | 2D/3D CAD・3D機械/板金設計 | 2D/3D CAD・BIM設計 | 2D/3D CAD・3D機械/板金設計・BIM設計 |
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これまでに作成されたdwg/dxfデータを、そのままBricsCADで継承できます。外部参照編集、自動調整寸法、マルチテキスト編集、クイック選択、ワイプアウト、画層状態管理、 CUIメニューファイルなどに対応しています。
dwg図面を作図/編集するための一般的なCAD標準機能を搭載しています。作図系(直線・矩形・円・円弧・ポリライン・ハッチング)、編集系(移動・コピー・オフセット・延長・削除)、寸法系(長さ・平行・円弧・半径・直径・注記)など、経験者なら容易に操作できる完成度の高い2D機能を使えます。
拘束条件を与えた図形を可変させることができる2D拘束で2Dパラメトリックブロックを作成できます。図形には、固定、一致、同心円、同一直線上、平行、直交、正接、水平、垂直、スムーズ、対称、同じ値などの拘束条件を設定できます。
3Dモデリングの過程を気にせずに直感的に3Dモデルを作成できるダイレクトモデリングを行えます。またパラメトリック機能を合わせて使うとパラメータ駆動する3Dモデルも作成できます。3D拘束は、一致・同心・平行・距離などを設定できます。
メカニカルコンポーネントの面やエッジ間に3D幾何拘束を加えることでトップダウン/ボトムアップの両手法でアセンブリモデルを組立てることができます。コンポーネントの階層構造で.dwgファイルを扱えます。
3Dモデルの設計意図と幾何的有効性を保持しているのでソリッドのフェースの一部が変更されたとき、他のフェースもこれに従い変更されます。
直感的なダイレクトモデリングで建築モデルを作成でき、1クリックで情報を付与したBIMモデルに変換できます。またAI搭載機能により、柱の配置・壁構造の入力・仕口の修正などを一括編集できます。
組立図・分解図の作成、動作確認を行うためのアニメーション作成、バルーン一括配置やBOM(部品表作成)機能を搭載。また板金機能にはリブ・ルーバー・ヘムをフィーチャー配置でき、板金展開前後のモデルを確認・変更できます。
オプションの「Communicator」を使うと複数種の他CADデータ(STL・IGES・STEP・CATIA・Inventor・NX・Creo・Solidworks・SolidEdgeなど)の読み込み・書き出しを行えるようになります。
バージョン21で強化された機能です。
ACM図面を利用した設計の幅を広げるため、AutoCAD Mechanical独自図形の読込み、編集(移動・削除・コピー・分解など)機能が強化されました。
任意の図形をパラメトリックな図形に変換することで設計変更の対応を効率化できます。また1つのブロックを修正して図面上すべての同一ブロックを一括で修正できます。
バックグラウンドで外部参照の読込み処理を行うことで、読み込み中に中断することなく操作できます。パソコンを最大限するためにマルチコアをフル活用します。
建築3次元CAD Revitの.rvtデータの読み込みをできるようになりました。(将来的にBIM情報の読み込みを強化予定)
平面図や間取図などを独自の表現で作成するための2D図面カスタムテンプレートを作成できるようになりました。
Twinmotionデータ(拡張子.udatasmith)を書き出しできるようになり、本格的なレンダリングが可能になりました。
カスタム列の追加、列フィルター、パラメータによる集計などBOMマネージャ機能が強化されました。
自動タジク展開機能を使ってアセンブリモデルの組立・分解アニメーションを作成できます。
自動でエッジにジャンクション作成、湾曲形状にタブやスロットを作成など板金モデリングの機能が強化されました。