カテゴリ:Autodesk Inventor Professional 作成日:2018年11月5日
通常、[フィレット]コマンドで尖ったエッジを角丸めすると丸く膨らんだ形状になりますが、逆方向の丸く凹んだ形状が必要になることもあると思います。
作成するフィレットの方向を変えることはAutodesk Inventor 2019の機能で簡単に行えます。[フィレット]コマンドの操作途中で切り替えることができたので試してみました。
リボンメニューの[3Dモデル]タブの[修正]パネルのなかに[フィレット]コマンドはあります。
作図するフィレットの方向は[フィレット]ダイアログボックスにある[タイプ]で指定できます。通常の向きとは逆のフィレットを作成するには[反転したフィレット]を選択する必要がありました。
フィレットを行うエッジを選択します。尖った角になっているエッジを選択するとへこんだ形状のフィレットがプレビュー表示されました。
谷状の角になっているエッジを選択すると丸く膨らんだ形状のフィレットがプレビュー表示されました。
フィレットの半径値を入力するとプレビューも変更されるのでサイズを確認しながら値を決めることができました。
[フィレット]ダイアログボックスにある[OK]ボタンをクリックすると通常とは方向が反対のフィレットが作成されました。
ブラウザに追加されるフィーチャーのアイコンも通常とは違い、反転したフィレットのアイコンになっています。