機械部品などの3次元設計に適した「AutoCAD Inventor LT Suite」の主な機能をご紹介します。
AutoCAD Inventor LT Suiteは、部品設計3次元CAD「Autodesk Inventor LT」と汎用2次元CAD「AutoCAD LT」で構成されています。
Autodesk Inventor LTは部品設計(パーツ設計)に特化した3次元CADで、アセンブリ設計や板金などの機能は搭載されていません。
パラメトリックモデリング機能を使用して機械部品を3D環境で設計できます。部品を3Dビジュアル化することで検証や設計意図の共有が容易になり、試作や設計変更回数を低減されます。
インポートしたソリッドモデルやInventorのネイティブファイルは、パラメータを使用して、移動、サイズ変更、回転、削除を行えます。また、履歴が複雑なモデルでもダイレクト編集機能を使用して、パラメトリック/フィーチャ部品を変更できます。
パラメトリックモデリングツールで作成した3Dモデルにフリーフォームを追加してボディを変更します。サイズや形状の確定前におおまかな形状をコンセプトモデルとして作成できます。
他社製3D CADで作成されたパーツモデリングをインポート、エクスポートできます。一般的なファイル形式で3D設計データを共有できるためコミュニケーションが向上します。
Inventor LTの3DモデルデータからDWG図面を生成できます。また、3Dモデルが変更された場合は自動的に図面が更新されます。
AutoCAD LTで作成した2D CADデータをInventor LTの3D環境内で使用できます。2Dの設計資産と専門知識を活用しながら3D設計を行えます。
AutoCAD Inventor LT Suiteには、汎用2次元CAD「AutoCAD LT」がパッケージされています。AutoCAD LTに搭載されている2次元製図機能を使って機械図面を作図できます。
搭載されている2次元製図機能は、AutoCAD LTの機能紹介をご覧ください。
上記ほかの機能については下記などもご参考にしてください。