土木インフラ設計・測量およびドキュメント作成のためのBIM/CIMツール「Civil3D」を使うことで、どのようなことができるのか？、どんな用途があるのかを動画を交えてご紹介します。
土木・測量向けソフトウェア「Civil3D」は、汎用CADのAutoCADとGISデータを扱えるAutoCAD Map3Dに、3次元土木設計機能を加えたツールです。線形・縦横断図の作成、3D線形構造物モデリング、土量算出など土木全般の設計・施工を支援する機能を備えています。
オートデスク社製のBIM/CIMツールが一式揃う「Autodesk Architecture, Engineering & Construction Collection（AEC Collection）」にも含まれており、設計（土工・造成）を行うためのツールとしてCivil3Dは活用されています。
Civil3D単体では次のような用途で利用することができます。
等高線のCADデータに高さ情報を与える、測量から作成された点群データ、国土地理院が公開している数値地図、LandXMLデータなどから、現況地形の3D地形モデルを作成できます。読み込んだデータはTINサーフェスで作成された3D地形モデルにできます。
なお、3Dレーザースキャナや空中写真測量などの点群データを使用する場合は、点群データをAutodesk ReCapのファイル形式にして読み込みます。
TINサーフェスで作成した3D地形モデルから断面図を作成できます。
断面の位置に線分を作図することで任意の位置の断面図ができあがります。複数の断面を一括で作成することもできます。
また3D設計の特徴として、断面の位置に作図した線分を変更すると断面図も連動して自動変更されます。
現況地形の3D地形モデルに造成計画の3Dモデルを追加して土量算出を行えます。
土量は「サーフェス差分による土量算出」または「任意間隔／位置で作成した断面からの平均断面法」で算出できます。
道路設計に必要な「平面線形の作成・編集機能」「地形モデルと平面線形からの縦断図作成機能」「縦断図への縦断計画作成機能」「部品配置による標準断面（アセンブリ）作成機能」「地形／平面線形／縦断計画／標準断面からの道路３Dモデル作成機能」が搭載されています。
現況地形の3Dモデルと道路3Dモデルから土量を算出できます。
平面線形、縦断計画、標準断面を変更すると、縦断図および土量算出結果の自動で変更されます。
AEC Collection
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AEC Collection
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| Civil3D、InfraWorks、Navisworks、RevitなどのBIM/CIM対応土木設計ソフトを紹介した総合カタログ | AEC Collection による業務ワークフローと含まれるソフトウェアをご紹介したカタログ |
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