3Dモデルで建築設計を行うBIMへの移行を支援するCAD「AutoCAD Revit LT Suite」の主な機能をご紹介します。
AutoCAD Revit LT Suiteは、建築3次元CAD「Autodesk Revit LT」と汎用2次元CAD「AutoCAD LT」で構成されています。
BIMに対応しているAutodesk Revit LTは、壁・床・屋根の作成、ドア・窓の配置、寸法記入、リアルなレンダリング処理など機能を使用できます。
建築プロジェクトの設計情報を3Dモデルで管理することで、図面、集計表、2Dビュー、3Dビューなど設計図書を容易に生成できます。設計変更を行うとすべての設計情報が自動的に更新されるためミスや漏れを抑えることができます。
3Dモデルで設計するので建物や空間を様々な角度から確認することができます。 アイソメ図や3D詳細図の作成も容易です。また、ウォークスルーツールでアニメーションを作成することもできます。
3Dモデルから建築材の自動集計を行うことができ、コストや数量を把握するための集計表の作成に役立ちます。部材拾い出しツールは、コストの見積り用に材料の数量確認に役立ちます。
2D詳細コンポーネントと3D建築コンポーネントが多数用意されています。ファミリ機能により、壁、窓、ドア、家具、収納設備などに高さ、幅、コスト、材料などの属性を組み込んだパラメトリックなコンポーネントを活用できます。
AutoCAD Revit LT Suiteは、3D建築モデルを作成できる「Autodesk Revit LT」と2D製図のための「AutoCAD LT」がセットになったパッケージです。日本の規格に合わせた施工図や詳細図などAutodesk Revit LTだけでは作成できない部分をAutoCAD LTを使い図面化することができます。
Revit LTは、Revit、Revit Architecture、Revit MEP、Revit Structureと完全に互換性があるのでスムーズなファイルを交換を行えます。
クラウド上の機能を使って長時間パソコンを拘束せずにフォトリアリスティックな3D建築レンダリングを作成できます。豊富に用意されたライブラリからマテリアルと太陽光などの設定を行うことで建物のリアルな外観を表示できます。
Autodesk Revit LTによる建築設計手順(壁・床・屋根の作成、ドア・窓の配置、寸法記入、リアルなレンダリング処理など)を動画でご覧いただけます。
AutoCAD Revit LT Suiteには、汎用2次元CAD「AutoCAD LT」がパッケージされています。AutoCAD LTに搭載されている2次元製図機能を使って建築図面を作図できます。
搭載されている2次元製図機能は、AutoCAD LTの機能紹介をご覧ください。
上記ほかの機能については下記などもご参考にしてください。