2022年2月にリリースされたCADSUPER 2022は下記の機能強化や改善が行われています。
サーチループ機能
- 閉ループ検出時に内包する閉ループを検索する設定と、範囲を指定して閉ループを検出する設定を搭載。
- 穴の開いている部分や複数個所にハッチングを行う場合に複数の閉ループを1つ1つ選択する面倒な操作が無くなります。
レイヤ状態別色表示機能
- レイヤ状態(書込・参照・表示・休眠)の色で要素を一時的に表示できる機能を搭載。
- 図面内の要素の状態(書込、参照、表示)を一目で確認することができます。
- 他のコマンド実行時でも割り込み実行できます。
コンソールパネルの強化
- これまでステータスバーに表示されていたガイドメッセージがコンソールパネルに表示されるようになりました。
- 視野をあまり動かすことなくガイドメッセージを確認することができます。
- コンソールパネルに溝形鋼と角形鋼管の記号を入力できるボタンが追加されました。従来はカッコや四角と入力する必要がありましたがボタンをクリックするだけで鋼管の記号を入力できます。
ひらがなカタカナ変換機能
- 「ひらがな」「カタカナ」の文字列を半角カタカナ、全角カタカナ、ひらがなに変換するコマンドが搭載されました。
- これまでは文字修正で再度入力を行う必要がありましたが、この機能を使うことで簡単に変換することができます。
スマート寸法座標指定機能
- スマート寸法を作図するときに座標を指定できるようになりました。
- 参照コマンドを使用できるようになり、角丸めや面取り部分の参照点を指定することができます。
円弧長寸法連続描画機能
- 円弧長寸法の連続配置と連段配置ができるようになりました。
- これまでのようにひとつずつ配置する必要がなくなりました。
稼働時間集計ツール機能
- スタンドアロンのマシンでのCADSUPER稼働時間の取得および結果を集計しファイル化するツールを搭載。
- CADSUPERをどれだけ使用しているかをcsvファイルで出力することができ、社内の効率化に役立ちます。
関連情報